無負荷運転では発電機のエンジンをかけるだけですが、負荷試験では実際に発電を行う事で、非常時の運用に近い状態でテストができるところです。
負荷試験
無負荷の運転点検を行っていますが、負荷試験は義務なのでしょうか?
消防法により、年1回の負荷運転が義務付けられており、点検要領として30%以上の負荷で必要な時間連続運転を行い確認する事が定められています。
負荷試験とは、どんな試験ですか?
非常時に発電機が本来の能力を発揮できるか実証するためのデータ測定です。
非常用発電機に1年に一度負荷をかけて運転し、有事の際に正常作動するかを確認する試験です。
負荷試験は、消防法で義務付けられた基準でエンジンをかけ30%以上の負荷をかけます。
試験を行わないと、どうなるのでしょうか?
①「点検をしない=だれも発電機を責任を持って管理していない」という状態になり、非常時において想定通りの動きが出来ない可能性があります。
②何年も法令点検や定期的なメンテナンスを未実施の場合、エンジン内部やラジエーター、同期発電機本体の状態が悪く、2次災害発生の可能性も考えられます。
③定期的に点検を実施する事が義務付けられていますので、消防本部からの行政指導の対象になる。
非常用発電機ってなんですか?
停電時に電源を供給する装置です。